
株式会社地域新聞社様
千葉県を中心に配布するフリーペーパー「地域新聞」の発行を目的に、1984年に設立した株式会社地域新聞社様。創刊以来26年間、「地域密着」をモットーに1軒1軒手配りし続け、今では発行部数約174万部を誇る千葉県No.1のフリーペーパーとなりました。
2007年にはお隣の埼玉県でも配布を開始した同社が目指すのは、「世界一のフリーペーパー企業」。数だけでなく読者やお客様からも「No.1」の支持をもらえる企業として成長するために、推進している様々な施策の1つが、紙の媒体のみにこだわらない、Web・モバイル対応を視野に入れた「地域密着型ポータルサイト」の構築・運営を目的としたWeb化推進チーム「WBC※」です。
この取り組みに対し、ICT技術で同社を支援したのがPSCです。
※WBC = Web Business Chiikishinbun
- 紙面のみならず、Web、モバイルサイトと情報連携することで、よりターゲットに届く情報を発信していきたい
- 地域活性化につながるようなポータルサイトに成長させたいので、将来的には数万店舗でも運営できるシステムがほしい
- 地域密着型ポータルとして、ユーザー側、店舗側ともに分かりやすく使いやすい機能設計と情報設計
- 先行してモバイルサイトをリリース、次フェーズで構築するWebサイトでも情報を一元管理できて、新鮮な情報をすばやく発信できるCMSの導入と、メールマガジン配信機能でターゲットにアプローチ
- ポータルサイトとは別に店舗ページを用意、常に最新の情報を店舗側からも更新できる管理システムを構築、システムの拡張性、サイト活性化による負荷の増加を視野に入れた堅牢なセキュリティを誇るホスティングサービスを導入
- ユーザー目線で情報設計したレイアウト、サイトマップと、メインターゲットを意識した分かりやすいネーミング、情報設計でイメージ向上
導入サービス概要
場所と媒体を問わない読者、クライアント、地域新聞社をつなぐインタラクティブメディアの第一弾として2010年9月1日にモバイルサイトをオープン。地域新聞紙面やWebの告知ページで集客をはかり、サイトへの会員登録へ誘導します。CMSで地域に密着した情報を速やかに発信し、地域ポータルサイトに必要な機能を支えるインフラとして、安定した回線と強固なセキュリティを提供するホスティングサービスを導入しています。

サービスデータ
| システム | Web |
|---|---|
| 環境 | Linux系/CentOS(Web/DB兼用サーバ) |
| DB | mySQL |
| 言語 | PHP5、Teeple2 |
| 開発工数 | 10人月 |
担当業務
- コンサルティング
- コンセプト立案
- プログラム要件定義
- サイト設計
- インターフェイス設計/デザイン
- マークアップ
- プロモーション
導入システム
- 店舗情報CMS
- 管理者サイト

株式会社地域新聞社様
| 営業本部 本部長 取締役 |
通販事業部 部長 |
営業本部 係長 |
| 山田 旬様 | 地場 博文様 | 古林 央子様 |
営業本部長、取締役として地域新聞社と地域の活性化に取り組み、Web化推進チーム「WBC」をはじめ、様々な施策を企画、推進する山田様、Webを基点とした拡販ビジネスの経験者として今年の春よりプロジェクトに参画された地場様、「ちいこみ」プロジェクトの窓口を努める古林様。「ちいこみ」リリース後の本格運用に向けて、全社一丸となって取り組んでおられます。
URL : http://www.chiikinews.co.jp/ ![]()
じもとのお店を探せる情報サイト「ちいこみ」
URL : http://chiicomi.com/ (モバイルでご覧ください) ![]()

地域貢献、地域密着をモットーにWeb化推進チーム「WBC」をはじめ様々な施策を推進される山田様
PSCに依頼したきっかけは?
高速情報化社会で地域新聞社が誇る「情報」を活かしてくれる「IT技術」を持ったパートナーを探していた。
以前からPSCと面識のあるスタッフがいたこともあり、社内でのPSCの認知度はそれなりにあったとのこと。2009年の初冬、PSCでモバイルサイト構築・運用のアピールに力を入れており、これまでお付き合いのあった地域新聞社様に連絡をとったところ、ちょうど社内でWeb化推進チーム「WBC」が中心となり、「ちいこみ」をはじめとする様々なプロジェクトを検討されているところでした。
「フリーペーパーのWeb化は3年ほど前から社内で話があがっていまして、今回をきっかけに踏み切ることにしました。これからの高齢化社会では、人口がどんどん減っていくばかりで確実に読者層となるターゲットも減っていきます。そうした状況下で、情報発信企業として生き残っていくためには、自分たちだけでなく地域、社会も共に発展していく取り組みが必要です。私たちには実績として十分な「情報」がありますが、紙媒体のため配信に時間がかかります。iPhone、iPadなど新たなインフラが登場し、これからの高速情報化社会のスピードに対応できる「IT技術」を持ったパートナーを探していました」(山田様)

読者と広告主である店舗、地域新聞社の「絆」をつなぐ場として「ちいこみ」を盛り上げたいと語る地場様
サービス選定の決め手は?
PSCは同じ目線で共に悩み、共に考えてくれる「一緒のチームメンバー」。
PSCの他、これまで面識のあった数社にプロジェクトのオリエンテーションを実施、各社に提案を依頼した地域新聞社様。コンペの結果、同社が選んだのはPSCでした。
「決め手は一番提案がよかったからです。他社様はヒアリングから入ってくるため、こちらとしてもどうお話してよいかわからない部分がありました。しかしPSCさんは私たちの意図を汲み取り、『あるべき姿』、『ゴール』を初めから示してくれました」(山田様)
「『絵に描いた餅』になる提案が多い中、PSCさんはフットワーク軽く対応して下さり、私たちの納まりきれない要望をタイトなスケジュールの中、うまくまとめてくれました。何より、私たちと同じ目線、立ち居地になって『一緒のチーム』としてやっていこうという『共有感』がよかったです」(地場様)

会社初の取り組み「媒体のWeb化」である「ちいこみ」プロジェクトの窓口を努めている古林様
導入後のメリットは?
「媒体のWeb化」という新たな一歩を踏み出し、人と人の「絆」を創るコミュニティサイトを越えた「ちいこみ」という新しいメディアへ。
現在も本格リリースに向け各社との調整に多忙な日々をおくる、窓口を担当されている古林様は、プロジェクトの最中を振り返りこう語ります。
2「Web化の取り組みは初めてで、どのように進めてよいかわからなかったのですが、PSCさんは細かなフォローをして下さり、要所で『ここはどうしますか』と確認の連絡を入れてくれたおかげで、対応が漏れずにきちんと進めることができました」(古林様)
まだプレサイトをオープンしたばかりで、数値的な成果はこれからですが「媒体のWeb化」という新たな取り組みは、社内の期待を集めているようです。
「いかにユーザーの方に使って頂くかが重要なので、今後はクーポンや地域の情報、バーチャルイベントなどを企画して、『ちいこみ』を人と人の絆を創る新たなメディアとして、いわゆるコミュニティサイトを越えた存在として発展させていきたいです。これからの高齢化社会で、ギスギスした話題が多い中、『ちいこみ』が提供する話題で、少しでも皆さんを楽しくできれば、と思います」(地場様)

今後の展望
地域新聞社が「情報」で1店1店にとっての「世界一」になるために、PSCは「IT技術」で支援してほしい。
「紙と比べるとWebはコストが比較的かかりません。今後はiPadへの電子配信をはじめ、Web、モバイルと紙の情報連動に力を入れて行きたいと思います。PSCさんに期待するのは、私たちと同じ目線である一方、ユーザー側の目線だったり客観的な視点だったり、他社の動向、取り組みといった情報提供などコンサルティングの部分です。むしろ、こちらの要望に対して『そんなことやっても意味ないですよ』とダメだしするくらいの勢いで(笑)」(山田様)
「私たちはお客様1店1店にとっての『世界一』を目指しています。将来的にはまずアジアに進出したいですね。その時のためにもPSCさんには『IT技術』でぜひこれからも『同じチーム』として支援して頂きたいです」(地場様)

※2010年9月時点の情報を基に構成しました


