技術力人間力社会貢献
2026年2月24(火)に一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)主催で当社代表取締役の鈴木が委員長を務める人材委員会にて「AI時代の人材」をテーマとしたワークショップを実施したことをお知らせします。
■一般社団法人ソフトウェア協会とは
一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)は、ソフトウェア製品に係わる企業が集まり、ソフトウェア産業の発展に係わる事業を通じて、我が国産業の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした団体で、現在11の委員会と20の研究会が活動。日本のIT産業の育成・振興、及び税制改革や知的財産権保護などについて、会員企業や各方面の専門家などから意見を聴取し、それらを踏まえて随時、行政機関等へ政策提言を行うなど、業界団体として大きく貢献しています。今回のセミナーは、11の委員会の中の1つである人材委員会が実施。
今後の採用や部下育成を進めるにあたりAIをどう活用すべきか、どのように導入すべきか講演やワークショップを通して体験しました。
人材委員会委員長挨拶
株式会社ピーエスシー 代表取締役 鈴木 正之
第4回目となる2025年度最後の人材委員会のテーマは「AI」。私も日々直接お客様と接していますが「AIの活用」に関する相談が年々と増加 してまいりました。AIの活用は単なる効率化だけではなく、今後の社会課題解決にも直接的に関係してきます。例えば、人材領域に於いてもAIの登場により、働き方に変化が生まれています。AI登場前の常識に「なぜ?」という疑問を抱き、変化し続けることが重要。変化・改善し続けることで、お客様や社会の今と未来を支え続けるための環境整備と育成強化が必要です。今回のセミナーやワークショップを通して未来 組織を考える上での一助となれば幸いです。
講演:AI時代のデジタル人材ー日本企業のDX、デジタル人材動向と今後のデジタル人材戦略
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 国際・産業部長 河野 浩ニ様
IPA(情報処理推進機構)は、経済産業省とデジタル庁の共感の下、ITやデジタル政策に係るサービスを提供する独立法人です。
事業は「デジタル基盤の提供」「デジタル人材の育成」「サイバーセキュリティの確保」の3つの中核を柱としており、AIの利活用からキャリア開発支援、セキュリティ人材育成、サイバー攻撃の予防と対応まで提供。昨今は企業の持続的な成長を目的とした国際連携も強化、各国と連携し、産業調査分析をするほか、ディスカッションの機会を設けることで寄与しています。日本企業のデジタル人材不足の背景には慢性的なDX推進がボトルネックだと言われています。そのためには人材の育成・確保に必要な仕組みの設計と見直しをしていかなければなりません。
リスクを恐れず挑戦できる企業風土をつくることで「人とAIの協働」を目指していきましょう。
自律型 AI時代の人材マネジメントー人とAIの役割分担とエージェンティックAIの世界ー
株式会社ピーエスシー 取締役 教育事業部担当 福島 孝之
生成AIからエージェンティックAI時代への変遷。昨今、河野様のお話にもありましたが、「指示待ちのAI」としてしか使えていないのが日本の課題であると考えています。 その上で「指示待ちのAI」だけでなく、「自律化するAI」に変化させるためにはAI 自体を理解し、AI が持つ役割を把握しながら向き合うことが重要。その点を解説やワークショップ通しながら、AIのチカラを解き放ち最大化すべく、本日はワークショップを体感していただきたいと思います。
第一部 国内外企業におけるAI利用の現状と事例紹介
株式会社ピーエスシー AI事業部 部長/プロジェクトマネージャー 金原 敬
エージェンテックAIとはユーザーが指示を出し、AIが回答し、人が確認するような指示待ちを基本とした従来のAIとは異なり、目的を与えると計画を作成し、自動で実行し、結果の改善を促すような自律型のAIを指します。生成AIの進化してはChat GPTのような文章を自動生成するアイデア出しのAIから始まり、作業を効率化しサポートするAI、そして作業を任せるAIへと変化を遂げてきました。
このエージェンテックAIを人事業務に置き換えると求人票の作成から問い合わせ対応、教育計画、応募者の評価などが実現。
自動化により、工数削減や新たな施策の創出を見込めます。しかしながら利便性は高い一方、プロンプトなどAIを扱う力不足や責任が残る業務は任せられないなど使う側の技術も必要です。これらを実現するためには人に依存しない、主軸をAIにすることが鍵となります。
上手く利活用することで業務品質向上、効率化を実現していきましょう。
第二部 国内外企業におけるAI利用の現状と事例紹介
株式会社ピーエスシー Cloud Apps事業部 テクノロジーリーダー 上良 幸平
世界と比較した際に、国内のAI利用の活用率はまだ発展途上で生成AIを積極的に活用したいという思いはあるものの、方針まで落とし込めている企業は多くありません。懸念事項の大半は、AIをどこにどう活用していくかわからないが占めており、導入したら「業務効率化」や「人材不足の解消」などにつながるのではないかという思いはあるものの、あと一歩が届かないといった状況です。
他方、生成AIを積極的に導入しているアメリカ・中国・ドイツにおいては、前提条件とするAIに対する期待値そのものが大きく異なり「ビジネスの拡大や新たな顧客獲得」「斬新なアイデア・新たなイノベーションの創出」につながるのではないかという意見があがっています。
某IT企業では既にAIを主軸としたシステムを導入しており、労務業務における作業工数の大幅削減や採用業務におけるスクリーニングを自律実行できるようになったという例もあります。AIを単なる支援ツールとして扱うのではなく、AIを主軸とした設計を考えることで「AIに任せる」機会の創出を増やしていきましょう。
第三部 エージェント設計ワークショップ
株式会社ピーエスシー AI事業部 長田 暁敬
第三部ではこれまでの内容をもとに現在の業務を振り返り、果たして今の業務は「人がすべきことなのか。」「AIで代替できたり、自動化できないのか。」考えていただく、ワークショップを行いたいと思います。付箋に書き出し、言語化し、グループごとに話し合う、それだけでも継ぎの一手が見えてくると思います。各自、AIを導入した際のリスクなど会話することで、これからどういったことを考え、どうAIを活用すべきか話し合いましょう。
各チーム、書き出した付箋をもとに和気藹々と話しながらA:人がすべきこと(Human)、B:AIで代替可能なこと(AI)、C:自動化(Automation)の3カテゴリに分類して配置しました。参加者からは採用活動における工数削減やリテンション対策、セミナーの企画提案などAIに関する期待が語られました。
当社PSC(Power Staff Communications)は、引き続き「技術力と人間力のコラボレーション」で、お客様の成功(Success)・満足(Satisfaction)・笑顔(Smile)の実現に努めて参ります。
■関連リンク
人材委員会
https://www.saj.or.jp/publicity/category/upbringingpeople/
SAJオウンドメディア
https://www.saj.or.jp/publicity/?_fsi=oA6rLVwC
一般社団法人ソフトウェア協会
https://archive.saj.or.jp/?_fsi=VPvNTxtp&_fsi=p2o1ZWNE
PSCのAI/AIエージェントに関する取組について
https://www.psc-inc.co.jp/news/2025/07/news_20250722.html
AI
https://www.psc-inc.co.jp/service/ai/