【活動報告】日本サイバーセキュリティファンド定期情報交換会を実施。

ニュースリリース

日本サイバーセキュリティファンド定期情報交換会に参加。日本サイバーセキュリティファンド定期情報交換会に参加。

セキュリティ技術コラボレーション

2025.06.11

4月25日、日本サイバーセキュリティファンド情報交換会に参加しました。

日本サイバーセキュリティファンド（NCSF）とはサイバーセキュリティ業界の活性化並びにプレゼンス向上のために発足したファンドで、日本全国の企業をサイバー攻撃から護り、参画企業各社の企業価値向上を目的としています。
当社、株式会社ピーエスシーは2024年7月よりLimited Partnerとして参画。日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限連合組合とタッグを組むことでセキュリティ業界全体の活性化に取り組んでいます。

今回　第二回目となる情報交換会では本ファンドの活動方針や投資先検討状況の確認、新規参画企業の事業紹介に加え、今回は経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課をお招きし、同省から3月5日に発表された「サイバーセキュリティ産業振興戦略」について紹介・意見交換を実施。
総勢70名を超えるセキュリティ企業の経営者・役職者が集い、議論を交わしました。

＜前回の様子＞
第一回目：https://www.gsx.co.jp/news/topics/202412_sf.html　（GSX様オフィシャルサイトより）

冒頭挨拶では、本ファンドのG.P.(General Partner)であるウエルインベストメント瀧口社長より、国内の投資状況、上場動向、株価動向なども踏まえ、今後の投資戦略について幅広く情報を共有。
新たに本ファンドに参画された8社の代表から各社の事業戦略を紹介するとともにサービスの補完など協業にまつわる意見の投げかけが行われました。

続いて、経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課長武尾伸隆様から「サイバーセキュリティ産業振興戦略」、グローバルセキュリティエキスパート株式会社代表取締役社長青柳史郎様から「日本サイバーセキュリティファンドとサイバーセキュリティ産業振興戦略が目指す未来」についてご講話いただきました。

「経済産業省が掲げる「サイバーセキュリティ産業振興戦略」では、3つの取組をテーマに活動しています。

（1）スタートアップ等が実績を作りやすくなる／有望な製品・サービスが認知されるための取組
（2）有望な技術力・競争力を有する製品・サービスが創出され、発掘されやすくなるための取組
（3）供給力拡大を支える高度人材が充足し、国際市場展開が当たり前になるための取組

セキュリティ業界がより活性化していくことが、ひいては企業のサイバーセキュリティ自衛力の高まりにつながっていく、という課題感は本ファンドの大きなテーマであり、サイバーセキュリティ産業振興戦略」で捉えているテーマでもあります。
引き続き、共に手を取り合い、業界全体を盛り上げていきましょう。」

最後に経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課長武尾伸隆様からは、政府が捉えるサイバーセキュリティ市場とその課題に触れながら、目指すべき方向性や政策案、ロードマップなど幅広く情報共有をいただき、会を締めくくりました。

引き続き、L.P.同士の協働によるシナジー創出、投資先に対するL.P.の様々な支援など通して、お客様企業とその先のお客様の3S（成功Success 満足 Satisfaction 笑顔Smile）に繋げるとともに、セキュリティ業界の活性化を図ることで国内全体のセキュリティ意識向上に寄与してまいります。

■ファンドに新規参画した8社